2012年05月

SUN. MON. TUE. WED. THU. FRI. SAT.

 

1 2
3
4
5
6
7
 
8
9
 
10
11
12
13
14
 
15
16
17
18 19

20
21
22
23
24
25
26

27
 
28
 
29
30 31



 11日
 (

 5月の新緑に出会うと、桜の事が過去になる。
 梅には緑の玉ができ、桜は花など無かったかのような緑の葉で満ちる。
 風は湿った南風に変わり、雲は下がり、空は冷たさを消す。
 そして晴れの日の部屋の窓は、朝から開けっ放しとなる。
 嗚呼わたしの大好きな5月。
 ツバメはより元気に飛び回り、鶯は喜びに鳴く。
 猫はコタツからでて、犬は野を駆け回る(笑)。
 わたしはカツオを喰い、新たまねぎとキャベツを喰らう。
 5月は全てが元気になる月。
 だから巨泉が日本に帰ってくる理由も分る(笑)。
 でも、冬を知らない彼には、この春の喜びは分るまい。
 そう。巨泉ではないわたし達の方が幸せなのだ。
 もし日本人の全員が巨泉だったら、歌人は生まれまい。
 「目に青葉山時鳥初松魚(めにあおば やまほととぎす はつがつお)」
 などは、冬を耐えた日本人にしか歌えない詩だ。
 冬に南半球へ逃げる巨泉は、じつは愚かな男なのである。
 でもちょっと羨ましいけど(笑)。
 


inserted by FC2 system